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ニュースリリース

災害時対応向け「ドローンによる空撮」を東京都建設局の協力のもと行いました

TEAD株式会社は、東京都建設局の協力のもと、奥多摩地区等の河川上空から空撮を行う実証実験を2020年10月に実施いたしました。本実証実験は、自然災害発生時にドローンによる上空からの状況確認を行う際の課題事項の抽出を目的としております。

 

発災直後の被災状況調査においては、被災箇所の発見および被災概況を把握し、復旧優先度・被害拡大の防止策等を検討することが重要となります。しかしながら、被害の状況によっては、被災箇所へ人が立ち入ることが困難な場合もあります。

 

全般的な被災状況の把握については、防災ヘリコプターや衛星などが現在活用されておりますが、準備に時間がかかることや、雲が低く垂れこんでいる状況下での活動が制限されてしまうといった課題があります。ドローンは、飛行までの準備時間を大幅に削減することができると共に、リアルタイム映像転送技術による被災状況把握から、迅速な対策を取ることを可能とします。

 

今回の実証実験における空撮などのデータは、東京都建設局の災害時におけるドローン導入に向けた検討へ活用される予定です。

弊社は、引き続き自治体や公共機関、企業と連携し、災害対策やドローンを活用した社会課題解決に向けた研究と取組をさらに進めて参ります。