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ニュースリリース

福島県いわき市が管理する市内の放牧地にて土壌改良剤の散布を行いました

 

TEAD株式会社は、「ロボット(無人航空機)を活用した、急傾斜地の土壌改良」を目指す福島県いわき市の協力のもと、市内の放牧地における土壌改良剤散布を 2020 年 11 月に実施いたしました。
実証実験を行った放牧地では、急斜面のためトラクターが入って散布作業を行うことが出来ず、手作業で土壌改良剤 の散布を実施しています。 高齢化による作業員不足と、重労働が現場での課題となっており、ドローンによる施肥を行うことで、これら課題の解決を目指します。

 

本実証実験は、11月18日の日刊工業新聞において取り上げられ、全国的にみても新しい取り組みとご紹介いただいております。今回、水田や果樹園における弊社の豊富な散布実績を活かし、急斜面地かつ60アールという環境において600kgの土壌改良剤散布を予定通り行い、無事に成功させることができました。

 

今回の実証実験に際し、空撮データより作成する3Dマップを利用した事前散布計画を立てました。3Dマップ作製は弊社の展開するサービスのひとつですが、高低差がある今回のような環境において、非常に有用であることも確認されました。これら画像データは、いわき市の放牧地管理へも活用される予定となっています。

 

弊社は、引き続き自治体や公共機関、企業と連携し、ドローンを活用した社会課題解決に向けた研究と取組を進めてまいります。