ニュースリリース
弊社は引き続き、複合的なスクミリンゴガイ対策により、被害田を広げないための取り組みを行ってまいります。
神奈川県モデル事業「スクミリンゴガイ防除のための薬剤空中散布実証実験」を事業主体として実施しました
2022年5月30日、神奈川県秦野市の圃場において、「粒剤散布ドローン:TA408-F」を活用したスクミリンゴガイ防除作業を行いました。
外来種であるスクミリンゴガイは、用水路や水田内外に繁殖し、田植直後の柔らかい稲を食い荒らします。東南アジア由来の環境省指定の「要注意外来生物」で、寒い冬を越すことはできず死滅しますが、温暖化の影響もあり成長した個体が越冬し強い繁殖力で稲作農業の田植直後に、より甚大な被害を発生させています。
実験を行った秦野市においても稲苗食害被害が拡大し、効果的な対策方法の確立が求められています。
本実験において、粒剤散布装置は、真下方向へ帯状に散布することを可能とするニックス製装置を採用し、薬剤(スクミノン)を圃場の端まで均一な散布を実現することができました。手作業での粒剤散布は、散布装置を背負いながら圃場内を歩き回る必要があり大変な重労働であるため、ドローンによる均一散布に加え、省力化/作業時間の短縮を達成しました。
弊社は引き続き、複合的なスクミリンゴガイ対策により、被害田を広げないための取り組みを行ってまいります。
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