ドローンの種類について、マルチコプターとは?プロペラ(モーター)の個数で呼称が変わる!
現在は空撮だけでなく様々なシーンで使用されているドローン。その種類は多岐にわたって存在します。今回はよく見かけるマルチコプター(回転翼機)について紹介していきます。3つ以上のプロペラが付いたのものをマルチコプターと呼びますが、その定義はヘリコプターのような回転する翼を用いて飛行する無人航空機のことを指します。
■ドローンの種類
3つ以上のプロペラが付いたのものをマルチコプターと呼びますが、その定義は「第1回 ドローンの定義とは?無人航空機ってなに?ドローンの基礎知識、初心者必見!」でも記述したように、ヘリコプターのような回転する翼を用いて飛行する無人航空機のことを指します。
マルチコプター(回転翼機)
日本で見かけるドローンはこのタイプが多いかと思います。複数(最も一般的な機体は4枚)のローターを回転させることで揚力を発生させつつ飛行する仕組みです。
マルチコプター(回転翼機)は回転翼を推力にして飛行するタイプのドローンです。主に、トライコプター、クアッドコプター、ヘキサコプター、オクトコプターとプロペラの数に応じて呼称が変わります。トライは3、クアッドは4、ヘキサは6、オクトは8を意味します。
このプロペラの数が多いほど、安定した飛行が可能になるといわれています。風の影響をうけにくいため、機体がぶれずに映像が撮れたり、操縦も快適になります。
ただ、プロペラの数が多いほど搭載するモーターが多くなるため、ドローン自体の重量が増加します。重くなると、持ち運びに不便だったり、大型のものは構造が複雑だったりするので、ヘキサコプターやオクトコプターは上級者向けといえるかもしれません。
また、初心者の方では扱いづらいうえに、プロペラの多いタイプは値段が高い傾向があります。初めてドローンを購入する場合であれば、プロペラが3枚~4枚のものを選ぶと良いでしょう。